初級者専用英語学習レポート

小中学生&英語学習初心者のための英語学習法

日本語の力

 外国語の力は、最終的には母国語の力に依存する。まぁ、実に当たり前のことなんですが、これって意外とおろそかにされてるかも知れませんね。

 私が書いた本「英会話 音読練習帳」(永岡書店)には、東北大学脳科学教授川島隆太先生のインタビュー記事が掲載されています。私が二日酔いに悩まされながらインタビューを敢行してきました。v(^^*

 このインタビューの中に以下のように書かれています。(というか、私が書きました。)

「今、外国語、つまり第2言語、第3言語を学習することで、母国語の能力まで伸びてくるということが、心理学データをもとに言語学者の中では言われてきています。・・・もう1つ、母国語の能力が高い人ほど外国語の学習は容易に進むということも言われてきています。ですから、外国語学習が一定のレベルでつまづいてしまう人たちは、何を見直さなければいけないかというと、実はきちんと国語の力を持ち合わせているかどうか、ということなのです。」(同書P27)

 これは高校の英語の先生も同じコトをおっしゃっていたのを覚えています。

 たとえば、この本の共著者である玉城の英語塾では、小学1年生が英検3級、小学3年生で準2級に合格するような成果を上げています。小学1年生というと、まだ抽象的な言葉とか概念すら理解できていない時期ですよね。そこで、塾のスタッフとお母さんは何をしたか?・・・なんと、漢字、熟語の徹底的な勉強と、日本語の文章の音読なんですよ。(^^)

 それは沖縄の教室の話ですが、福岡の教室でも同じようなことをやっていました。いや、正確に言うと同じではありませんね。それは何かというと、日本語の文法トレーニングです。文法といっても、中学校の国語で学ぶような難しいものではありません。主語、述語、目的語、修飾語を理解すること、接続詞を上手に使えるようにすることなどを中心にトレーニングさせます。

 塾に入会したら、最初の1~2ヶ月は、フォニックスと、この日本語文法を徹底的におこないます。小学生でもすんなり英語に入っていけますし、関係代名詞とか関係副詞なんかも、そういう言葉は教えずに、単純に「文と文をつないでみよう」っていう感じで練習させるんです。(それ専用の日本語文法テキストを作りました。)

 それは何のためにやるかというと、結局、日本語と英語の一番の違いは語順だってことを明確に意識づけるためです。普通の日本語を、英語語順に並べ替えることができれば、後は単語を覚えるだけですからね(^^♪

 まぁ大人の方は問題ないと思いますが、小中学生に英語を指導することがあれば、まず日本語のトレーニングをさせてみてはいかがでしょう?
●●

投稿者 てら : 2006年01月20日 19:53 

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